老けて見える白髪～そのケア方法は？

歳を重ねるにしたがい、頭髪の薄さも気になります。そして白髪も気になってしまいます。
私はもみあげの部分が特に酷い状態となっています。
白髪頭は年齢よりも老けて見えてしまうということもあります。黒と白がまだらになっているのも見栄えが悪いものです。
こういった場合、人によっては抜いたり、白髪染めなどのヘアカラーを使用したりするのが一般的です。
しかし、白髪だって髪の毛です。薄毛が気になる身としては、持ったいないようにも思います。それなら、ヘアカラーで染めようと思ったのですが、染髪というのは育毛にとって影響のあるものではとの疑問がわきあがってきました。そこでリサーチしてみました。

1. 白髪の成り立ちについて
2. 薬剤で白髪を染める
3. 薄毛や白髪はアンチエイジングの大敵
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白髪の成り立ちについて

頭髪は生えてくる際に、毛根でメラニン色素によって黒く色付けされます。
このメラニン色素を作っているのはメラノサイトという細胞であり、順調に働いていれば黒い髪が生えてきます。
ところが、何らかの原因でメラノサイトが減少すると、頭髪の色は薄くなってしまいます。

そしてメラノサイトが無くなると、その毛根からは白髪しか生えてこなくなってしまいます。メラノサイトが減少する要因は、加齢による肉体の老化だと言います。過度なストレスや飲酒・喫煙。食生活の乱れなどは、肉体の衰えを促進させる要因となります。
また、運動不足は血行不良を引き起こすことに繋がりますので、これも老化を早めてしまいます。
健康的な生活は、アンチエイジングにとって欠かすことができないことで、白髪を生み出さないために必須なことであるのは間違いないです。

薬剤で白髪を染める

ヘアカラーは薬剤を使用して人工的に髪の色を変化させ、染めるわけですので、髪にダメージが無いことはありえません。
一般的に白髪染めには、1剤や2剤と呼ばれるカラー剤を混ぜ合わせて使用します。
これらの薬剤にはアルカリ剤や酸化染料、そして酸化剤が含まれています。
アルカリ剤は髪の表面にあるキューティクルを浮き上がった状態にして色味が入りやすいようにする働きをするのですが、髪の奥にアルカリ剤が残留してしまうことがあります。
また、キューティクルが浮き上がった状態は、髪へのダメージが増してしまいます。
また酸化染料は、人によってアレルギー反応を引き起こし、頭皮ダメージの原因にもなります。
さらに酸化剤は、化学反応を起こして髪のメラニン色素を脱色させた後に、染料を発色させます。内部のメラニン色素を脱色する時に、大切なタンパク質も破壊してダメージに繋がります。

こういったヘアカラーの他には、トリートメントタイプの白髪染めがあります。
白髪染めトリートメントは、名前の通り白髪染めとトリートメント効果を併せ持った商品です。
しっかりと髪の毛を色づけし、かつ髪の傷みを補修するトリートメント効果を持っています。
白髪染めトリートメントは、ヘアカラーとは違い薬剤を混ぜ合わせることがなく、髪の毛にそのまま塗り込んで使用します。シャンプー前の乾いた状態から使用したり、シャンプー後の濡れた状態から使用したりと使い方は様々ですが、塗布した後にしばらく(15～20分)染め置きしておく必要があります。そして染め置き時間が経過したら、洗い流して終了になります。
私は入浴前に白髪染めトリートメントを塗布して、シャンプーと同時に洗い流すという流れで行なっています。

薄毛や白髪はアンチエイジングの大敵

白髪染めトリートメントは、即効性が弱く、1度ではあまり染まっていないと感じる人も多いと言います。しかし、毎回の洗髪時に欠かさず処置しておくと、徐々に浸透して染まります。

そして、白髪とともに気になるのが薄毛です。男性の場合ですと薄毛の原因として考えられるのがAGA(男性型脱毛症)です。
これは遺伝的な要素で発症する脱毛症状ですので、遺伝子を持っている方はいつ発症してもおかしくありません。
私のように、20歳代前半で頭頂部のカッパ化、そして生え際の後退が進行し始めたというパターンもあります。
経験上のことで言えば、若い時期の薄毛(ハゲ)はかなりキツい体験になります。
私の時代は自毛植毛が一般的ではなかったため処置が遅れましたが、今は違います。
薄毛が気になりだしたら、若い人ほどすぐに専門医へ相談なさってほしいと思います。
私がお世話になった梅田の親和クリニック大阪院では、無料カウンセリングが実施されています。