頭髪は頭皮下にある毛細血管から送られる栄養素をエネルギー源として成長を繰り返します。
その栄養素とは、日々の食生活で経口摂取した食物から得られるものです。
ダイエットや食事制限、その他の何らかの理由により食物の摂取が滞り、身体が栄養不足に陥ると、当然ですが頭髪に栄養が行きわたらなく健康状態が悪化してしまいます。
頭髪はケラチンでできている
頭髪はケラチンというタンパク質でできており、毛包で合成されるケラチンは「毛ケラチン」と呼ばれています。
このケラチンですが、ズバリそのものを含んだ食材はありません。
食事として摂取したタンパク質が体内で一度アミノ酸に分解され、そのアミノ酸が再合成されることでケラチン変わるのです。
この再合成にはビタミンB群とミネラルが使用されます。
タンパク質、ビタミンB群、ミネラルという3つの栄養素を過不足なく摂取することが、頭髪を育てるためには必要なのです。
参考:厚生労働省 e-ヘルスネット
タンパク質
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-044.html
ビタミン
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-027.html
ミネラル
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-035.html
栄養補給は育毛に必須
育毛に良いとされる栄養素はタンパク質、ビタミンB群、ミネラルです。
これらは日常的に肉や野菜、果物などをバランスよく摂取していれば補えるものですが、多忙な毎日を過ごされている方には、毎回の食事をバランス良くというのは難しいこともあります。
そのために栄養補助食品としてサプリメントに頼るパターンもあります。
そんなサプリメント、栄養補助を謳った商品なら分かりやすいのですが、直接的に育毛や脱毛予防などというコピーで売られているものもあるようです。
アメリカでもその問題は深刻なようで、なかには脱毛を悪化させるリスクまたは毒性のリスクを伴うものも見受けられると言います。
参考:アメリカ合衆国 国立衛生研究所 国立医学図書館
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5315033/
AGAは栄養補給も関係なし
日常的な食事やサプリメント等で身体にも頭髪にも良い栄養を補給できていれば、正常な状態であれば頭髪は支障なく育ちます。
ここで注意していただきたいのが、正常な状態であればという但し書き付きであるということです。
正常ではない場合もあります。そのひとつがAGA(男性型脱毛症)です。
AGAは遺伝によって引き起こされる男性の脱毛症状で、人にもよりますが脱毛遺伝子を持つ男性であれば成人後から症状が発現します。
私は症状の発現が早く、つむじ周りの頭髪が抜けだしたのが20歳代前半でした。
AGAが発症したら、いくら髪に良い食事を心掛けていようが、頭皮マッサージをやろうが、頭頂部や生え際の髪の毛はどんどん抜けていきます。
それを抑制するためには、AGA用の医薬品に頼るか、私のように自毛植毛を選択するかになります。
私は幸い、40歳代で生活圏内である梅田の親和クリニック大阪院の存在を知り、無料カウンセリングで信頼できるドクターであると自分自身が納得でき自毛植毛を実行。
その結果として、失いつつあった頭髪とともに男としての自信も取り戻せました。
現在、薄毛に悩まれ、改善を望まれているのでしたら、まず薄毛の原因を探ってみてはいかがでしょう。
例えAGAではなかったとしても、頭髪のスペシャリストである専門医のもとで無料カウンセリングを受けるのも悩み解決の第一歩になるかもしれません。
投稿者プロフィール
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マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。
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