喫煙で頭髪にもダメージ

喫煙で頭髪にもダメージ

私は以前、愛煙家でした。しかし2021年の値上げを機に喫煙を断つことにしました。
おかげさまで現在まで禁煙を続けており、もはや絶煙と言っても良いほど喫いたい衝動が無くなっています。
先日、古くからの友人と野球場へ出かけた際、周辺の喫煙所へ同行したところ、タバコの煙に包まれている状態にもかかわらず喫煙したいとは思わなかったのです。
とはいえ元が喫煙者であったため、非喫煙者の方が思うような嫌悪感はありませんでした。

ニコチンやタールの害

今回はタバコに含まれるニコチンやタールが身体に及ぼす影響について紹介したと思います。
まず、代表的なタバコの成分であるニコチンについてお話しします。ニコチンを体内に摂取すると中枢神経系に作用して興奮状態を引き起こします。
大量に摂取すると鎮静作用もあると言います。依存性の高い物質で、愛煙家がなかなか禁煙できない原因のひとつでもあります。喫煙すると数秒で脳を刺激し、その後に血中濃度が高くなります。血管を収縮させる作用もあるため、脳や皮膚の血流を阻害して頭痛や肩こりなどを引き起こすとも言われています。
さらに血圧や心拍数も上昇するため、血管への負担が増大してしまうのです。

また、タバコの煙には活性酸素を発生させる成分が含まれています。
喫煙の際に血液中に発生する活性酸素は、血管を老化させてしまうとともに、血栓を作り出すもとにもなるのです。
さらにニコチンはHDL(善玉)コレステロールを減少させ、LDL(悪玉)コレステロールを増加させます。悪玉コレステロールは血管内に沈着することで動脈硬化を起こす原因ともなりうるのです。

そしてタールは、ベタベタしたこの物質です。数十種類の発がん性物質が含まれていると言われ、喫煙によりノドや肺に付着し、がんを誘発すると言われています。
さらに、認知度は低いのですが、身体に悪影響なのは喫煙により一酸化炭素を体内に摂取してしまうことです。
一酸化炭素は酸素に比べて数百倍の効率でヘモグロビンと結合します。それにより血中酸素が減少してしまい、体内組織の酸素欠乏を引き起こしてしまいます。

育毛の大敵

前段の作用は、育毛にとっては大敵と言えます。今まで何度も申していますが、頭髪は頭皮化の毛細血管の働きにより栄養が運ばれ、成長を繰り返します。
その毛細血管の血流が弱くなってしまうと、頭髪への栄養供給が滞ってしまい、抜け毛に繋がります。そうなると育毛剤やサプリメント、プロペシアやミノキシジルなどの医薬品を使用・服用していたとしても、その効果を十分に活かすことなどできません。

育毛だけでなく、血管の老化は皮膚の老化促進、身体機能の著しい低下など健康的な生活を阻害する要因となってしまいます。
そう考えれば、たばこ増税は、いい機会だったのかもしれません。

やはり悪影響のほうが多い

AGA(男性型脱毛症)由来の薄毛症状に悩み続けた私が、自毛植毛という手段により薄毛を克服するとともに失いかけていた自信をも取り戻すことができました。手術をしたのは、梅田の親和クリニック大阪院です。
その母体である親和クリニックのホームページに喫煙が身体的な健康を損なう可能性があることや薄毛を促進してしまうことにも繋がりかねないということをコラムでまとめていてくれましたので紹介します。

参考:喫煙習慣が髪に悪い理由とは? 親和クリニック
https://shinwa-clinic.jp/column/80/

コラムによると、

※※ここから引用※※
タバコを吸うことによって取り込んだ有害物質は、自律神経に作用して血管を収縮させる作用があります。
こういった血行不良は心筋梗塞などの原因となるだけでなく、体に充分な栄養を送り届けられないというリスクも引き起こします。
体は臓器や脳などに優先して栄養分を送り届けるため、優先度の低い髪や頭皮には栄養が届きにくくなってしまうのです。
そのため、慢性的に煙草を吸っている人は頭皮環境や髪質がどんどんと悪化していき、薄毛に繋がってしまうことがあります。
※※ここまで引用※※

人体は、生命活動を維持するために呼吸を繰り返します。酸素や栄養素は生命維持を司る器官へ優先的に送り届けられます。
喫煙により血中酸素や栄養素が少なくなっていたとしたら、生命維持が優先され、頭髪成長のための酸素や栄養素を届けることは、後回しにされてしまうわけです。

※※ここから引用※※
また、タバコに含まれる有害物質には、体内のビタミンを破壊したり悪玉コレステロールを増加させたりという働きもあります。
この働きによって体内のバランスが崩れ、動脈硬化が起きたり倦怠感が続いたりというリスクにつながります。
すると血行不良が起きたり体に必要な栄養分が足りなくなったりするため、頭皮にハリが無くなり髪も細くなってしまいがちなのです。
育毛対策などを行っていても、喫煙を続けている限り薄毛のリスクはゼロにはならないと覚えておくといいでしょう。
※※ここまで引用※※

進んできた薄毛に悩み、髪に良いとされるグッズを使用して育毛に励んでいたとしても、喫煙による悪影響のほうが勝ってしまうと薄毛になる可能性は高まります。
もし、私のようにAGAが発症している状態だとしたら、その悪影響は目も当てられない状態になってしまいます。

他にもコラムには喫煙のメリット・デメリットも記されています。
気になる方は是非、リンクから飛んでご一読ください。

喫煙に関係なくAGAは進行

年齢を問わず、現在進行形で薄毛化に悩まれている方、とりわけ薄毛が頭頂部や生え際から進行しているという方は、AGAに起因する脱毛症状かもしれません。
AGAは遺伝性で発症する脱毛症ですので、いくら生活習慣を改善したところで薄毛の進行がとどまることはありません。
AGAを克服し頭髪を取り戻すためには、専門医の手による自毛植毛や治療薬の内服・外用といった手段をとることになります。

私自身、20歳代前半で頭頂部の薄毛が進行し、後に生え際の後退も始まり、薄毛の悩みを抱えながら20-30歳代を過ごしました。
40歳代に入って梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛を施術し後にデュタステリドとハイブリッドミノキシジルでAGAに対処しました。

薄毛の悩みは根深いものがあります。出来るのであれば、外的・内的ストレスを極力うけないよう、早期の対処をしたいものです。
AGAによる薄毛化の悩みは若いうちに対処しておくことをお勧めします。

 

⇒親和クリニック公式はこちら

投稿者プロフィール

大阪 植次
大阪 植次
マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。

自毛植毛カテゴリの最新記事