ウィッグとヘアーエクステンションで薄毛隠し

最近では、女性の美容アイテムとしてウィッグやエクステの使用は年齢に関係なく一般的となっています。

ウィッグとは装飾や髪型を変える目的で一時的に用いられるかつらのことで、頭髪にパチンと付けるだけで気軽にヘアスタイルのアレンジが楽しめますし、歳を重ねて髪のボリュームが少なくなってしまった方も利用されているようです。

そしてエクステ(ヘアーエクステンション)は、ファイバーやアクリルといった化学繊維のほか、人毛で作られたものもある毛束による付け毛で、既存の頭髪に接着剤や繊維などを使用して装着します。

施術は主に専用のサロンで行え、比較的に安価なことから、ヘアデザインにこだわりを持つ若年層で人気の高いアイテムです。
どちらも部分カツラの一種でして、女性の場合は頭皮を隠すというよりは髪型を変える目的のために使用されています。

1. 男性用のウィッグやエクステ
2. 掛かる費用は天井知らず
3. 初期費用は高価だがランニングコストは控えめ
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男性用のウィッグやエクステ

おしゃれアイテムとしてのウィッグやエクステ、私ようなAGA(男性型脱毛症)やその他の理由によるハゲや薄毛を隠すためのカツラとは使用目的が異なりますが、男性用のウィッグやエクステもちゃんと用意されています。

調べてみたところ、男性用のウィッグは安価なものでは千円台のものから販売されています。
しかしこれらはファッションアイテムとしてのもので、ハゲや薄毛を隠すためのものとは言い難いクォリティでしかありません。
ハゲや薄毛を隠すためには、やはり専門業者が手掛けている商品がベストのようです。

そしてウィッグも、女性用とは少し違うようですが、｢従来ある頭髪に人工毛を結びつけるタイプの増毛法｣を謳った商品が様々なメーカーやクリニック、サロンなどで施術できます。

掛かる費用は天井知らず

これらは、女性用のウィッグやエクステとはケタ違いに費用が掛かってしまいます。
最初に作成や施術する費用に加えて、カツラは使用するにあたって小まめなメンテナンスが必要ですし、ウィッグは使用できる期間の問題や、頭髪の成長に伴っての調整が必要なことなどで、それぞれ別途、費用が加算されていきます。
それらが積もり積もると、バカにできない額になってしまいます。しかし、途中でやめることもできない…というジレンマに陥ってしまうユーザーも多いそうです。

長年AGAによるハゲに悩まされ続けていた私も、一時、カツラやウィッグ状の増毛法を検討したことがあるのですが、この積算されていく費用が気にかかり、実際に購入することはありませんでした。
その結果、梅田にある親和クリニック大阪院での自毛植毛手術に踏み切ったというわけです。

初期費用は高価だがランニングコストは控えめ

自毛植毛手術の場合、必要な費用は施術時にかかる分だけ。
事前のカウンセリングは無料ですし、施術後に定着してしまえば、あとはメンテナンスや作り替える(？)必要など何もありません。

もちろん、それ以上AGAを施行させるのを抑制するため、また育毛のために内服薬や外用薬を使用する場合は、その購入費用は発生します。しかしそれは、自毛植毛手術をしていなくても同じこと。

ただし、ここにも落とし穴があります。それは、自毛植毛手術をお願いするクリニックの選択をミスしてしまうことです。

自毛植毛手術とは、自分の頭髪を自分の頭皮に植えていくこと。
その植えるという過程では、施術を行う医師の腕前やセンスが大きく関わってきます。
頭髪が成長した姿を想定して植毛デザインするということを重視してくれない、言うなれば｢粗製乱造｣的なクリニックが存在しているらしいとのうわさ話も聞いたことがあります。

また、親和クリニック大阪院のMIRAI法という術式で自毛植毛手術を行なったため、ドナーとなる毛根を採取した跡はさほど目立ちませんが、術式によっては頭皮に大きな傷が残ってしまうものもあります。
手術跡が目立ちすぎてしまい、それがコンプレックスとなってしまう人もいるようです。傷あとには当然、頭髪が生えてくることはありません。
傷跡が悪目立ちしすぎることに悩み、違う術式のクリニックで再び自毛植毛を行う患者さんもいるそうです。

一見すると敷居は低そうですがランニングコストがバカにならないカツラやウィッグ、男性用エクステ類か、初期費用は掛りますがその後はほぼ費用のかからない自毛植毛手術か。
脱毛の種類にもよるのですが、薄毛の原因がAGA由来のものであるならば、自毛植毛を選ぶのが賢い方法だと私は思います。