白髪ができる仕組みとは

白髪ができる仕組みとは

ある昼下がり、職場の同僚たちとランチを楽しんでいます。ファミレスではたわいもない話で盛り上がります。同僚の手柄をほめたり、取引先との珍事を笑ったり、時間がゆっくりと流れていく感覚。残暑でむし暑い、外回りの仕事は今日は終わりにしようかなと思いたくもなります。話題が見た目の若さに差し掛かった段階で、少し席を立ちトイレへ。個室のそばにあった洗面台の鏡が大きく、自分の姿をありありと映し出します。そこで気づくことになります。自分の白髪が以前より増えているなということに。

このような経験は30代以上の方は誰もが大なり小なりしているのではないでしょうか。ふと立ち寄ったコンビニの鏡、通勤途中のビルの窓。それらに映る自分の姿に少し違和感を覚える。端的に言うと「少し老けたかな」「誰だこいつは」と思う感覚。思い出されるのではないでしょうか。

そのときに最も目立つのは次の2つです。白髪と薄毛。どちらも、自分一人では対策が立てづらく、長期間思い悩んだりします。

今回はこの中の白髪に焦点を当ててご説明します。白髪ができる仕組みは何か、簡単な対策はあるのか。気になる疑問を解決致します。

 

白髪の原因は?

毛髪に色を与えているのはメラニン色素です。メラニンをつくっている細胞は、髪を生みだす毛母細胞にメラニン色素を受け渡すことで、毛髪に色を与えています。このメラニン色素が何らかの原因でつくられなくなると、毛髪は色を失い、光を反射して白く見えるようになります。これが白髪です。

白髪にはメラノサイト(色素形成細胞)が残っているにも関わらずメラニン色素の合成を行っていないタイプ(休止型)とメラノサイトそのものが非常に減少、あるいは欠失しているタイプ(欠失型)があります。白髪の多くは欠失型です。

出典 https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB009120/

白髪は髪を生みだす部分にある色素形成細胞が突然死んでしまった、活動を休止した結果起こるタイプと、髪を生みだす部分にある色素形成細胞が加齢などにより、長い年月をかけて徐々に活力を失っていくタイプに分かれます。

原因は遺伝のほか、加齢、生活習慣、ストレスと多岐に渡ります。

若白髪は遺伝が多いとされます。メラノサイトの生存や維持、黒化に非常に重要な働きをもつ遺伝子の発現量が低下しているということがあるようです。

 

 

加齢の白髪について

白髪は加齢にも関係しています。人間の体は老化で日々衰えていきます。髪の毛も老化で衰えます。メラノサイトが老化しメラニン色素の生成される量が少なくなり、髪が色素を取り込めず白髪になってしまうというわけです。

気になるのがAGA(男性型脱毛症)との関係ですが、ほとんど関連性はないと言われます。AGAはジヒドロテストステロンの量などが原因であり、メラノサイトの老化等が原因の白髪とは発生理由が異なります。

 

白髪の対策

加齢や遺伝が原因であれば難しいですが、外的要因が原因であれば、頭皮環境、生活習慣等の改善で白髪は減らすことができると言われています。

しかし、自分の白髪がどのタイプか確定させることは困難です。場合によっては市販の白髪染めなどを使うことも視野に入れてみましょう。白髪染めを使いながら、食生活や生活習慣の改善にも努めるというのが最もおすすめの白髪対策ということになります。

 

まとめ

白髪の代表的原因をご説明致しました。ストレスが原因で白髪になることもあるので、日ごろからリラックスすることも大切です。

 

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投稿者プロフィール

大阪 植次
大阪 植次
マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。

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