アルギニンで成長ホルモンに活！

当然のことですが、頭髪は身体の一部です。内臓や筋肉など他の部位と同様に、育成には栄養が不可欠です。健康的な食生活は心身の維持はもとより、頭髪の健康を保つためには必須です。

そんな頭髪ですが、肉体同様に齢を重ねるごとに弱くなってしまいます。脱毛を防ぎ健康的な状態を維持するためには、成長ホルモンがカギとなってきます。
成長ホルモンにはアンチエイジング効果があるとされていて、毛髪の再生にも効果があるといわれています。

1. アルギニンは不可欠なアミノ酸
2. 抜く類やナッツ類から摂取
3. 毛母細胞の老化を予防
4. AGA抑制には…
5. 育毛と発毛は違います
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アルギニンは不可欠なアミノ酸

成長ホルモンは脳下垂体前葉のGH分泌細胞から分泌されるホルモンで、主要な成長ホルモンは191個のアミノ酸から成り立っています。
標的器官に直接働く場合と間接的に働く場合があり、その場合は、成長ホルモンが肝臓などにはたらきかけ、IGF-1(インスリン様成長因子-1)を分泌させ、それらが標的器官に働きかけます。
IGF-1は細胞の分裂や細胞の成長を促進し、身体の正常な成長や健康の維持に重要な役割を果たします。
そんなIGF-1を分泌させるのに必要な成長ホルモンの分泌を促進するために不可欠なものがアミノ酸の一種であるアルギニンなのです。

参考：わかさ生活アルギニンとは
https://himitsu.wakasa.jp/contents/arginine/

抜く類やナッツ類から摂取

アルギニンは成人の体内で生成されますが、若年層でも体内での生成能力が十分でなく、場合によっては不足しがちな栄養素です。
一般的には、加齢や生活習慣の乱れにより生成量が減少してしまうと言われています。
さらに子供はアルギニンを必要量作り出せないため、必要量を食事から摂取することなになります。
アルギニンは、鶏肉や牛乳、エビ、大豆、ナッツ類等に多く含まれます。
いずれも日常の食事で気軽に摂取できる食品類ですが、食生活や嗜好的に無理であるならば、サプリメントで補うの方法もあります。

毛母細胞の老化を予防

アルギニンには頭髪の成長を司る毛母細胞(毛包)の老化を抑制する働きがあります。
また血管を拡張する作用があるとされ、この血行を促進する働きにも育毛を促進するのに効果的です。
アルギニンが不足すると成長ホルモンの分泌が減少し、頭髪に悪影響が出るとともに、免疫力の低下や老化の進行などが発生してしまうこともあります。

成長ホルモンの分泌は徐波睡眠後30分で最大となります。時間帯としては午後10時から午前２時のあいだに最大となると言います。
毛母細胞の分裂が最も盛んな時間帯は午後９時くらいですので、その時間には睡眠体制に入っていたほうが良いのでしょうが、普通の生活を送っているとなかなか厳しいです。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、体は眠っているのに脳が活発に動いている浅い眠りがレム睡眠。ノンレム睡眠は深い眠りで、体も脳も休んでいる状態です。深いノンレム睡眠を徐波睡眠と呼び、このときに人体は成長ホルモンを分泌するとされています。

AGA抑制には…

頭髪の健康を保つために必須のアミノ酸であるアルギニンですが、それ単体ではAGA(男性型脱毛症)由来による薄毛化を食い止める力はありません。
AGAは男性ホルモンの一種であるテストステロンに、5αリダクターゼという酵素が結合することで発症する薄毛の症状を指します。
5αリダクターゼの働きによってテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換されると、男性ホルモン受容体と結合し、抜け毛の原因となる脱毛因子TGF-βが増加します。AGAは遺伝により発症する薄毛の症状とされています。

細胞中の染色体は遺伝子情報の設計図のようなもので、親から子へ遺伝します。
染色体にはＸとＹがあり、このうちＸ染色体が薄毛の遺伝子情報をもっています。
男性は母親のX染色体と父親のY染色体を受け継ぎ、女性は母親のＸ染色体と父親のＸ染色体を受け継ぎます。男性は「XY」、女性は「XX」という組み合わせです。
男性のＸ染色体は母方由来のものですので、母方の血筋に薄毛の男性がいればその遺伝子を引き継ぐ確率が高いといえます。

育毛と発毛は違います

私は20歳代でAGAを発症しました。
当時はAGAというものの存在すら知らず、歳を重ねるごとに加速度を増すように進行する薄毛に悩み続ける日々でした。
40歳代を迎えAGAという薄毛症状を知り、自毛植毛の存在を知りました。
それからAGAと自毛植毛の情報をかき集め、藁をもつかむ思いで無料カウンセリングを繰り返し、親和クリニック大阪院で信頼できると感じたドクターに出会い失われつつある頭髪を取り戻すことに成功しました。

育毛はもとよりアンチエイジングを心掛けるのであれば、アルギニンの積極的な接種と早寝と良質な睡眠が必要です。
しかし、AGA由来と思しき薄毛に悩まれている場合は、まず専門医のカウンセリングを受診することが大切です。