育毛効果が期待できるビタミンはある?

育毛効果が期待できるビタミンはある?

ビタミンと聞くとどのようなイメージがありますか。「なんとなく健康によさそう」「積極的に摂取したほうがいい」などと割と肯定的な栄養素のイメージが強いと思います。またはビタミンCがレモン何個分! というCMでお茶の間に浸透した炭酸清涼飲料水のイメージがある方もいると思います。

このビタミンは現在発見されているだけで実は20種類以上もあると言われています。今回はそのビタミンの中でも、髪の成長などに関連するビタミンについてご説明致します。

髪の成長に関わるビタミン

  1. ビタミンA 不足すると皮脂腺や汗腺が萎縮して、皮脂や汗の分泌が少なくなり、頭皮が乾燥します。過剰に摂取しても、頭皮の栄養障害を引き起こして抜け毛の原因になることがあります。
  2. ビタミンB2 体全体の新陳代謝を盛んにして、頭皮の毛細血管を丈夫にし、血液の循環を良くする働きがあります。不足すると皮脂の分泌異常や角質化異常が起こり、フケや抜け毛の原因になります。
  3. ビタミンC 細胞を活性化させる作用や炎症を抑える作用、代謝の促進作用があります。ホルモンの分泌を盛んにしたり、カルシウムの吸収を助けたりする作用も。また殺菌作用があるのも、ビタミンCの大きな特徴です。
  4. ビタミンE 脳下垂体、性腺、副腎皮質などの機能を刺激することで、毛細血管を拡張して血行をよくする働きがあります。不足すると血行が悪くなり、毛母細胞が栄養不足になるため、毛髪の発育が悪くなります。
  5. ビタミンF 不足すると頭皮が乾燥し、髪が傷みやすくなります。

https://www.aderans.co.jp/kamiwaza/usugeno_taisaku/note_thevitamins/


 

髪の成長に関わるビタミンは主に上記の5種類です。

これらのビタミンは、玄米、小麦胚芽油、緑黄色野菜、じゃがいも、豚肉の赤身、レバー、うなぎ、柑橘類、ごま、紅花油などから摂取することができると言われています。ただ注意が必要なのはその摂取方法です。

 

ビタミンの摂取方法

実はビタミンには、水に溶けやすい水溶性ビタミンと、体内にたまりやすい脂溶性ビタミンがあります。上記ではB2、C、Fが水溶性、AとEが脂溶性です。しかしEは性質的に水溶性に近いビタミンといわれます。

 

ビタミンの過剰摂取について

過剰摂取はやはり脂溶性ビタミンに起こりやすく、摂りすぎには注意が必要です。ここで最も気をつける必要があるのはビタミンAです。ビタミンAは不足すると抜け毛の原因になるので一定量は摂取の必要があります。しかし摂りすぎてしまうと、発疹、頭皮の角質化の原因になりうるのです。

これらは通常、食物からの摂取程度では、過剰摂取にはまずならないと言われています。ではどのようなときに過剰摂取になるのでしょうか。それは、ビタミン剤やサプリでのビタミンの大量摂取です。

 

ビタミンのサプリの落とし穴

ビタミンサプリは手軽にビタミンを補給できるためメリットも多いのですが、用法用量を守らないと過剰摂取になってしまうため注意が必要です。ビタミンAは発疹、頭皮の角質化の原因になりうるとご説明しました。ビタミンCは多量摂取で腎臓に負担をかけてしまうことが分かっています。

正しく摂取できない場合はサプリに頼らず、食事で必要ビタミン量を補給したほうが良さそうです。

 

 

まとめ

結論からすると、ビタミンをたくさん取ることだけで育毛となるということはないと言えます。しかし、髪にとって大切な栄養素なので、不足しないような食生活を心がけましょう。

 

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投稿者プロフィール

大阪 植次
大阪 植次
マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。

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