新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響によってリモートワーク化が進んでいますが、スマホやタブレットPC、パソコンなどを長時間にわたって使用していると起こるのが疲れ目や肩コリなどです。
私は、ここのところでは老眼も進んできて、近くの文字が読みにくいのにもストレスを感じています。これは、目を酷使することで発生する眼精疲労に起因するものです。
甘く見てはいけない眼精疲労
パソコンやスマホの普及により、小さな文字をひたすら目で追っていく時間が急増しています。
これらはそれ自体が発光しているため、暗い中でも見ることができてしまうという点も注意しないといけません。
長時間にわたって使用することで、慢性的に目の疲れを感じている人や極端な視力低下に悩まされている人が増えています。これらの症状は、眼精疲労に起因します。
眼精疲労は職業や年齢を問わず、誰もがなり得る症状です。慢性的な眼精疲労は、目がショボショボする、物がぼやけて見えるなど症状を引き起こします。
これらはまだ初期症状の段階で、そのまま放置すると肩こりや吐き気を伴う頭痛などといった症状に派生する場合もあります。
また、眼精疲労は育毛にとっても大敵です。
眼精疲労に伴うストレスの増加や肩こりなどの精神的・肉体的なダメージの蓄積は、身体の血流のバランスを大きく崩してしまうこともあります。
さらに、眼精疲労を回復させるために体内で必要となるビタミン類は、頭髪の成長に必要なビタミン類と同じものが多く消費されてしまいます。
眼精疲労の回復のため、頭髪のための栄養が消費されるということは、必然、育毛の栄養が不足してしまう状態になります。
それを防ぐためには、一定の時間スマホやパソコンを使用したら、目を休めるためにしばらく画面から視線を逸らす、適度なストレッチで身体を動かし血流を良くする、目の周りの筋肉をマッサージする、適宜サプリメントなどで栄養素を補うといったことが有効です。
単なる疲れ目と侮らず、目の酷使は育毛を阻害するものであると覚えておいてください。
参考:株式会社 三和化学研究所
https://www.skk-net.com/health/me/c01_28.html
過度なストレスも脱毛の一因
眼精疲労に限らず、何らかの原因により受けてしまったストレスは、精神的にも肉体的にも多大なダメージを与えます。日常的に心がけている育毛や発毛においても、ストレスは大敵とされています。
では、なぜストレスにより脱毛現象が発生してしまうのでしょう。
まず、身体的な血行不良が挙げられます。ヒトは自律神経によって身体の血流をコントロールしていますが、強いストレスを受けると自律神経の乱れや、血管の収縮が発生すると言われています。
血管の収縮は血流の減少に繋がります。頭髪は頭皮内の毛包により産生され、そのための栄養素は毛細血管の働きにより運び込まれます。
頭皮下の毛細血管の血流が悪くなると、頭髪を成長させるための栄養素の供給が滞り、頭髪を成長させるヘアサイクルが乱れてしまいます。
その結果として薄毛や抜け毛になってしまうのです。
ストレスで乱れるホルモンバランス
さらに、ストレスはホルモンバランスが乱れてしまう要因にもなり得ます。
男性ホルモンのテストステロンは成長とともに分泌量が増え、20代をピーク減少していきます。しかし、強いストレスを感じることで、脳下垂体からホルモンの分泌量を減らす指令が出てしまうのです。
急激な分泌量の減少ではホルモンバランスが大きく崩れる原因になります。その結果として、上記と同様にヘアサイクルが乱れ抜け毛や薄毛に繋がるのです。
ストレスによる薄毛や抜け毛はAGA(男性型脱毛症)と異なりますが、抜け毛や薄毛を促進させるという点では同様に困りものです。
梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛によりAGAを克服した私ですが、せっかく取り戻した髪の毛もストレスにより抜け落ちてしまう可能性だってあります。
社会生活を営むということは、ストレスとは無縁ではいられないのが現状です。
さらに新型コロナウィルス感染症によるライフスタイルや仕事の環境の変化などでストレスを感じてしまう人も多いそうです。
また、何らかの病気に罹患して快復後に後遺症として脱毛症状に悩まされている人もいます。
さまざまなストレスを否応なく受けてしまう現代社会ですが、疲れ目を休ませるといった自分でコントロールできることは、積極的に摂り入れたほうが得策です。
投稿者プロフィール
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マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。
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