頭皮湿疹ができると自毛植毛できない?

頭皮湿疹ができると自毛植毛できない?

なぜかフケがかなり出る、頭がかゆすぎるといったとき、疑われるのが頭皮湿疹です。

頭皮湿疹はそれほど珍しい症状ではありませんが、これが頭部に確認されると自毛植毛できない恐れがあるのではという疑問の声をよく聞くので、今回はこちらの疑問について答えていきたいと思います。症状がどういうものなのかという点についてもご説明していきます。

 

頭皮湿疹とは

ちゃんと頭を洗っているのにかゆい、赤く炎症を起こしている、ブツブツとした湿疹がある、めくれた頭皮が肩にはがれ落ちる。髪の毛で覆われた頭部・髪の生え際などにみられる湿疹を、頭皮湿疹と呼んでいます。

頭皮湿疹の主な原因は、カラーリング剤や汗によるかぶれ、空気の乾燥、更にはシャンプーのしすぎや過労・ストレスなど実にさまざま、季節を問わず症状が現れます。皮脂分泌量の多い、頭皮の毛孔部にできた赤いブツブツはかゆみを引きおこし、やがて脂性のかさぶたになり、フケが目立つようになります。6人に1人がこのトラブルを経験し、フケが気になって黒い服が着られない…とお悩みの方も。

出典 https://jp.rohto.com/learn-more/bodyguide/eczemaknowledge/scalprash/

 

頭皮湿疹は皮膚病の一つで、頭部にできるため自分では確認しにくいというやっかいな点があります。フケが出やすい、頭皮からなんだか臭い汁が出てくる、抜け毛が多くなった、頭皮が痒い、炎症が起きている、赤斑ができている、小さな水疱ができている等がありましたら、頭皮湿疹を疑いましょう。

頭皮湿疹の原因

頭皮湿疹には接触皮膚炎、皮脂欠乏性皮膚炎、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、膿痂湿疹と主な原因が5つあります。

は接触皮膚炎は皮膚に合わない物質が直接接触することで起こるアレルギー反応の一種。金属製品のほかシャンプーも当てはまるので、まずは頭皮につけるものを全て変えてみましょう。

皮脂欠乏性皮膚炎は乾燥肌の人に現れやすい炎症。なるべく乾燥しないように保湿ケアする必要があります。そして脂漏性皮膚炎。こちらは皮脂の多い場所を好む「マラセチア菌」という真菌の繁殖等が原因と言われています。清潔にすることが大切です。抗真菌薬が含まれた薬を塗ることになるので、皮膚科に行き治療必須です。

多くの人が苦しんでいるアトピー性皮膚炎は黄色ブドウ球菌・汗・ダニ・カビなどで症状が悪化します。こちらも皮膚科での治療が必須です。膿痂湿疹はとびひとも言われます。頭皮にダメージを与えることが原因なので、洗い方などを見直しましょう。

 

頭皮湿疹と自毛植毛

頭皮湿疹でも自毛植毛できるかどうかはケースバイケースと言わざるをえません。ただ、必ずできないというわけではないため、一度、植毛クリニックの医師に相談してみましょう。多くの場合、自毛植毛は頭皮の全範囲を施術するわけではありません。つまり髪を採取する後頭部や側頭部部分、髪を植える生え際や頭頂部に過剰な湿疹が確認されなければ、自毛植毛手術は可能です。

また症状が比較的軽微ならば行えるケースもあります。

しかし重度の皮膚疾患が施術する予定の箇所に確認された場合は、手術の中止や延期も可能性としては考えられます。頭皮湿疹は手術当日に突然悪化するというケースもあります。自分一人で「大丈夫」と判断せず、症状について事前に医師に正直に相談しておきましょう。

 

まとめ

頭皮湿疹はそれぞれ体質などにより症状に個人差がございます。そのため、診察時に医師に伝えることだけは忘れないようにしましょう。

薄毛で悩み、自毛植毛を検討している方は大阪梅田の親和クリニック大阪院などの植毛クリニックへご相談下さい。

 

 

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投稿者プロフィール

大阪 植次
大阪 植次
マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。

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