AGAに対抗する自毛植毛の方法とは～その疑問点も解説

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AGA(男性型脱毛症)とは、前頭部から頭頂部にかけて頭髪が抜け落ち、ハゲた状態になってしまう男性特有の症状です。

主な原因は、一般的には遺伝や男性ホルモンの影響などが考えられています。頭髪の脱落が顕著になり、薄毛が目立つようになるのです。その対処法はというと、ザガーロなどの内服薬の服用やミノキシジルを主成分とした薬剤の外用、そして自毛植毛が挙げられます。私は梅田の親和クリニック大阪院での無料カウンセリングを経て、薬の服用ではなく、自毛植毛を選択しました。その理由としては、私の場合は年齢に比してAGAの進行が速かったこと、なんとか対処したいとの気持ちが強かったからです。ドクターの手腕、患者の気持ちに寄り添ったカウンセリングや施術のおかげさまで、結果的に頭髪を取り戻し、ハゲを克服して、弱まっていた男としての自信をよみがえらせることができました。

私が行なった自毛植毛は、側頭部や後頭部にあるAGAの影響を受けない部位からパンチグラフト法により株を採取し、ハゲてしまった部位へそのまま移植する親和クリニック大阪院のMIRAI法です。

と、ここで疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。同じひとつの頭に生えている髪の毛なのに、こんな小さな範囲でしかないのに、前頭部から頭頂部にかけての毛髪と、側頭部や後頭部の毛髪、何が違いAGAの影響を受けたり受けなかったりするのでしょう。その答えは、前頭部から頭頂部にかけての部位と、側頭部や後頭部では生物学的に違いがあるということです。

1. AGAの影響は範囲限定
2. 移植した毛髪はAGAの影響を受けない
3. まとめ
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AGAの影響は範囲限定

AGAは毛包のなかのⅡ型５αリダクターゼという酵素と、毛細血管の血中に循環するテストステロンという男性ホルモンが結びつき、｢DHT(Dihydrotestosterone＝ジヒドロテストステロン)｣という物質が生成されることによって起こります。このDHTがアンドロゲン(男性ホルモン)の受容体と結合し、毛髪の成長を抑制する遺伝子や脱毛因子に作用することで、脱毛が起こり薄毛となってしまうのです。

前頭部や頭頂部と、側頭部や後頭部の生物学的な違いは、これらアンドロゲンの受容体があるかないか、影響を受けるか受けないかということなのです。つまり、側頭部や後頭部にある毛髪には、アンドロゲンの受容体が存在しないため、影響を受けることがないのです。影響を受けないということは、そこはAGAとは無関係であるということ。もし、側頭部や後頭部の毛髪が抜け落ちてしまったのであれば、それはAGAとは違う他の要因であることの可能性が高いということになります。

AGAにおける自毛植毛手術は、このメカニズムの違いを利用しているというわけです。もちろん私が自毛植毛を受けた際にも、後頭部からドナーを採取して気になる個所に移植してもらいました。側頭部や後頭部にある毛髪にはアンドロゲンの受容体が存在せず、影響を受けることがないので、AGAとは無関係であると。そして自毛植毛手術とは、そのAGAとは無関係の毛髪(株)を、AGAの影響を受け失われてしまった前頭部から頭頂部にかけてのハゲてしまった部位に移植することで、頭髪を取り戻そうということなのです。

移植した毛髪はAGAの影響を受けない

ここでさらなる疑問としては、AGAの影響を受けない毛髪であっても、AGAの影響により抜け落ちてしまった部位に移植すると、それはかつてそこにあった毛髪の二の舞になってしまうのではないか？　ということです。

しかし、そうはなりません。AGAの影響を受けるのはあくまで毛髪の種類であり、そこには植えられている場所はさほど関係しないのです。移植した毛髪(株)はもともとアンドロゲンの受容体が存在していないため、頭部のどこに移植したとしても、AGAの影響を受けるということはないのです。自毛植毛では、AGAにならない後頭部の髪の毛を採取しハゲてしまった部位に移植します。側頭部より後頭部のほうの毛が移植のためには良いとのことで、移植された頭髪は後頭部にあったときと同じように元の性質を保ち、AGAになることなく、そのまま成長し続けます。これはドナードミナントという理論に基づいているとのことです。

ドナードミナントとは、移植した組織は、もともとの組織の性質を維持するというもの。毛髪でいえば毛包は移植されて場所を移動しても、もともとあった場所の性質を維持し続けるといえるのです。というわけで、失ってしまった毛髪の生えていた場所がAGAの影響を受けるのではなく、その場所にあらかじめ生えていた毛髪が、AGAの影響をダイレクトに受けてしまうということなのです。自毛植毛ではAGAの影響を受けない毛髪を使用しているので、自分の遺伝子情報がどうであれ、移植後の毛髪はグングン育ちます。もちろん私自身も、移植後の頭髪は問題なく育ち続けています。

まとめ

一度は髪を失う悲しみを味わった身。梅田の親和クリニック大阪院で自毛植毛を受け、髪の毛を取り戻した私にとっては、再び失うことは是が非でも防ぎたいです。日々のケアは手術前よりも入念に行なうようになりました。

それは自分自身はもちろん、手術を担当してくれた親和クリニック大阪院のドクター、そしてカウンセラーも、術前術後を問わず、頭髪の現状や生活習慣、内服薬や外用薬についてや頭皮ケア方法など、あらゆることに対し、親身になって相談に乗ってくれます。この点においても、私は親和クリニック大阪院で自毛植毛を受けて良かったと、つくづく思えます。

現在、あらゆるクリニックが自毛植毛を行なっています。自毛植毛を考えている方は、まずは信頼できるクリニックを見つけるため、いくつかのクリニックで実施される無料カウンセリングに足を運んでみては如何でしょうか。