薄毛の原因のひとつとされている頭皮の汚れ。若い時はあまり気にしていなかったものです。
しかし、それが遠因となり、薄毛がすすみ、自毛植毛手術に助けられることになったのかもしれません。
ポイントは皮脂をどうするか
頭皮の汚れは、頭皮にこびりついた皮脂が酸化すると刺激物になり、頭髪の育成を阻んでしまいます。 この頭皮の皮脂ですが、洗浄しすぎてしまうのも、育毛を阻害する原因となりうるものなのです。
皮脂は紫外線や汚れといった外部からの刺激から頭皮を守る鋼があるのに加え、肌の潤いである水分の蒸発を防いでくれるバリアの役割を持つなど、頭皮保護のために必要なものでもです。 そのすべてを洗浄してしまうことは、薄毛を助長することにもなりかねません。 さらに過度な洗髪で皮脂を落としすぎると、人体の性質上、皮脂の分泌が活発になることにも繋がります。
これを繰り返すと、必要以上に皮脂が分泌され続ける状態へと陥ってしまいます。 頭皮には保湿が必要不可欠です。そのためには、ある程度の脂分が同じく必要になるということです。
頭皮をトリートメントして育毛促進!
一般的に男性の平均的な皮脂量は、年代を問わず大差はないと言われています。
ですが、肌の水分量は年齢を重ねるほどに下がるため、脂分との逆転現象が起きてしまい、その結果として頭皮が脂っぼい状態となってしまうとされています。適度に肌を保湿していれば、皮脂が過剰となる現象を予防できるというわけです。
頭皮の保湿方法としては、洗髪を過剰に行わないこと、薬局でも販売されている男性用の頭皮トリートメント剤を使うことが有効です。
頭皮トリートメント剤は、頭皮の保湿や頭皮を柔軟にする役割を持っています。 商品によって使用法は違うのですが、だいたいはシャンプーを使用して洗浄し念入りに濯ぎ、その後に適量を頭皮につけるだけです。
頭髪ではなく頭皮のために使用するものなので、髪になでつける方法ではなく、頭皮に塗布し指で頭皮全体へ塗りこむようにしましょう。このとき、同時に頭皮を優しくマッサージするのも効果的です。 頭皮トリートメント剤を塗りながら頭皮を優しく前後させ、柔軟性を取り戻すようにマッサージ。
塗りこみながらゆっくり2~3分マッサージし、その後にシャワーなどで洗い流します。
洗い流しはきっちり行ってください。頭皮に残ってしまうと、それが育毛を阻害する要因にもなりかねません。
しかし、指でゴシゴシと洗い流してしまうことも禁物です。あくまで頭皮に優しくすることが基本です。
濯ぎ終わり、髪を乾かすときのドライヤーの当て過ぎにも注意してください。
ドライヤーで過度に乾燥させることは、頭皮のうるおいを阻害してしまうことにもなりかねません。 頭皮トリートメント剤はネット通販でも購入できますし、一般的なドラッグストアなどでも販売されています。その多くは女性向けの商品ですが、スカルプケアとして男性用の商品もラインアップされていますのでチェックしてみてください。
頭皮は保湿をしっかりして、うるおいを与えてあげることが重要です。 そのために、バリアとなる皮脂も重要であるということです。 脂ぎった過剰な状態ではなく、うるおいのある頭皮を保護する膜としての状態。 実際にはかなり難しいことではありますが、指で頭皮を優しく触れたときに、 カサカサではなく、かといって脂の抵抗が無い状態。 まずは、なめらかな感触が伝わってくるような感覚を目標としています。
まとめ
抜け毛や薄毛が気になる方は頭髪そのものに目が行きがちでしょうが、頭髪を育てる基礎となる頭皮のケアも見逃してはならないポイントです。
親和クリニック大阪院の自毛植毛でAGA(男性型脱毛症)を克服した私ですが、日々の育毛活動は続けています。
薄毛の悩みを抱えている方は、専門医へのカウンセリングと並行してこのような日常的なケアも励行してみてください。
参考:花王
https://www.kao.com/jp/haircare/scalp/5-3/
投稿者プロフィール
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マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。
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