水虫と言えば足の裏が痒くなるアレですが、正式には白癬と言う皮膚の病気です。
カビの一種である白癬菌が皮膚の角質層に寄生することで起こります。
白癬菌は足部以外にも手や身体に感染しますが、その9割近くは足になります。
その理由は、日常的に靴や靴下を履くために足が蒸れてしまい、菌にとって過ごしやすい高温多湿な環境を作るからだと考えられます。また、男性に限らず女性にも水虫に悩む人が多いようです。
頭部にも起こり得る症状
そんな白癬ですが、じつは頭部にも起こり得る症状です。頭部の白癬はシラクモ(頭部白癬)と呼ばれており、白癬菌が頭髪に寄生して生ずる皮膚病です。
しかし、シラクモは、戦前によく見られものの、現在は稀な症状です
感染力が強く皮膚と皮膚の接触を介して人から人へとうつることもあります。
参考:公益社団法人 日本皮膚科学会
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa10/q32.html
自覚症状がない?
シラクモの主な症状は楕円形に髪の毛が抜け、表面にフケ様の細かい鱗屑がみられますが、痒みなどの自覚症状はないと言います。
脱毛の症状が出るのであれば、見逃すわけにはいきません。
円形脱毛症や脂漏性皮膚炎(フケ症)と誤診されることがあり、ステロイド系の外用薬を使用すると、おできのようになり、膿んで痛みを伴います。
これをケルズス禿瘡と呼ばれ、ステロイド外用薬の誤用により発症してしまう症状です。
また、禿瘡という病気が生じることがあり、頭皮に痛みと炎症を伴う腫れた大きな皮疹が現れ、そこから膿がにじみ出ることもあります。禿瘡では水疱が現れてかさぶたができることもあり、内部に膿がたまった空洞である膿瘍が起こる場合もあります。
禿瘡は真菌に対する免疫系の反応によって引き起こされ、瘢痕を残した脱毛に至ることもあります。
シラクモの症状
シラクモの症状としては、頭皮に乾燥したうろこ状の斑や斑状の脱毛、またはその両方が生じます。
治療においては抗真菌薬の内服薬を服用します。小児に対しては抗真菌薬クリームと硫化セレンシャンプーを使用して対処するのだそうです。
シラクモを引き起こす皮膚糸状菌は感染力がとても強く、治りにくいことも特徴だそうです。
シラクモは明らかな自覚症状がないまま時間が経過することも少なくないため、明確な診断までに時間がかかることがあります。
この期間内に、知らず知らずに周囲の人に病気を広げてしまうことも懸念されます。
脱毛症状は多種多様
このような病気に加え、ホルモンバランスの乱れや過度なストレス、栄養バランスの偏り、もちろんAGA(男性型脱毛症)など、頭髪が抜けてしまう症状は多種多様です。
そのなかでAGAは、私も梅田の親和クリニック大阪院で行いましたが自毛植毛手術という手段を選択することで症状を改善できる分だけ、他人から見れば深刻なものではないのかもしれません。
しかし、当人にとってみれば髪の悩みは大問題です。
頭頂部の顕著な薄毛化や生え際の後退など、AGA特有の脱毛症状が目立つようでしたら、是非とも専門医へ相談してみてください。
カウンセリングだけでしたら無料で受診できるクリニックも多いです。
私も親和クリニック大阪院で無料カウンセリングを受診し、自分の薄毛がAGA由来のものであること、このまま放置しておくと生え際から頭頂部まで薄毛部が拡大することを知らされ、自毛植毛を決意しました。
AGA由来の薄毛化はノンストップで進行していきます。まずはお気軽に無料カウンセリングを受診してみることをお勧めします。
投稿者プロフィール
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マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。
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