薄毛が多少進んでいたとしても当然のことながら髪の毛は伸びます。伸びた髪の毛を前髪に垂らすことで、薄毛を隠しているという方も多いのではないでしょうか。
薄毛の解消に自分の髪が何度でも生え変わる自毛植毛が適しているのは言うまでもないことですが、どちらにせよ、より髪の毛が早く生えるという方法があるのなら知りたいものです。
今回の記事は薬等を使用した即効性のある育毛ではなく、あくまで普段の生活の延長としての髪を伸ばす方法をご説明致します。
ヘアサイクルについて
髪はずっと伸び続けるのではなく、一定の期間を経ると自然に抜け落ち、抜け落ちたところからまた新しい髪が生えます。1本の毛髪が成長しはじめてから抜け落ちるまでの周期をヘアサイクルといいます。
ヘアサイクルのうちのほとんどは、毛母細胞が分裂・増殖する成長期です。成長期が長ければ、髪はその分長く成長し、また太くなる傾向があります。その後、成長が止まる退行期(2~3週間)を経て、休止期(数カ月)になると、毛根の位置が浅くなり、その奥で新たに成長を始めた髪に押し出されるようにして洗髪やとかす時の数g以下の力で自然に抜け落ちます。
出典 https://www.kao.com/jp/haircare/hair/1-2/
ヘアサイクルとは、髪が成長し生え変わるまでの成長サイクルのことです。成長期→退行期→休止期の3段階があります。ヘアサイクルが乱れると髪が抜けやすくなったりすることから髪の成長を妨げる要因になります。髪を速く伸ばすためには、ヘアサイクルを整えることが重要です。
髪が伸びる速さ
髪は1日あたり0.3mmほど伸びると言われており、1週間で約2mm、1ヵ月で約1㎝、半年で約6cm伸びている計算です。しかし、ヘアサイクルと同じく、髪が伸びる速さにも個人差があります。これはもちろん生まれつきや遺伝の関係で速い人もいますが、生活習慣などでわずかですが調整も可能です。
ちなみに、ヘアサイクルは男性が3~4年、女性が5~6年なので、女性のほうが髪を長く伸ばしやすいということになります。
薄毛の髪を早く伸ばすには
基本的には薄毛であってもそうでなくても、髪の成長について以下の方法は当てはまります。
バランスのよい食事を摂る
髪が成長するためには食事からの栄養摂取が重要です。たんぱく質、ビタミン、ミネラル、アミノ酸は必要不可欠な栄養素です。日々の食生活を少しづつ見直し、改善していきましょう。
睡眠を十分にとり髪の修復を促す
睡眠不足になると成長ホルモンの分泌は低下し、自律神経が乱れます。頭皮に栄養が届けられなくなり、髪の成長も妨げるのです。1日のうち成長ホルモンが多く分泌されるのは就寝時。成長ホルモンは身長を伸ばすだけでなく、髪の成長にも、大きく関係しています。
良い睡眠を取るためには就寝前の準備も大事です。就寝する30分~1時間前にはスマホを見るのを控え、睡眠の質を高めましょう。
適切なヘアケアをする
シャンプーで汚れを落とし、清潔な頭皮を保ちましょう。頭皮が汚れていると、髪の成長を妨げます。洗浄力の強すぎるシャンプーは必要な皮脂まで洗い落としてしまう場合があるので、弱酸性のシャンプーなど頭皮に優しい商品がおすすめです。
まとめ
髪は薄毛状態でもそうでなくても、生活習慣の改善によって速く伸ばす余地が多少はあることが分かって頂けたかと思います。また過度なダイエット、生活習慣の乱れは薄毛状態が悪化することにつながることがあるので気をつけましょう。
薄毛で悩み、自毛植毛を検討している方は大阪梅田の親和クリニック大阪院などの植毛クリニックへご相談下さい。
投稿者プロフィール
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マスコミ勤務。
植毛手術を機に薄毛役立ち情報サイトを開設。
大阪生まれで阪神とNMB48を愛する40代。
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